秀英予備校は静岡県を拠点に、北海道、宮城県、神奈川県、山梨県、愛知県、三重県、岐阜県、福岡県で展開する予備校です。対象としている学年は、小学校、中学校、高校の全てで、一般の授業に加え、ネットでの授業も行うなど斬新な運営方法が注目を浴びている予備校です。

創業は1977年で個人経営の学習塾としてスタートしましたが、1984年には会社組織として秀英進学塾を設立しました。以後、社名を株式会社秀英予備校と変更して2000年には東証2部に、2002年には東証1部へと上場され発展をしてきています。

一般的なコースとしては、小学校、中学校では週2回、小学生なら17：00から、中学生は19：20から授業を行っています。基本的に小学校は5年生と6年生を指導します。中学生は全学年ですが、中学3年生だけは、受験対策としての授業になりますから、土曜日か日曜日に毎週1回の国理社特訓ゼミ、秋季特訓ゼミ、入試体験ゼミなどが開かれます。春期、夏期、冬期の各講習時期は別設定で、夏には夏期講習、冬には冬期講習、春には春期講習がそれぞれ開かれます。

中学生は一般クラスの他に、難関高校進学専用選抜用のTクラスと上位高校進学専用のHクラスというレベルに合わせたコースも設定できます。小中学コースは校舎が多く、静岡県の70校舎をはじめ、愛知県50校舎、岐阜県10校舎、三重県11校舎、山梨県11校舎、神奈川県15校舎、北海道27校舎という充実ぶりです。

秀英予備校はオール専任教師体制をとっており、正社員比率も業界No.1だということです。秀英予備校では高いレベルの教育サービスを提供できるのはやはり正社員であるとして正社員にこだわっているのだそうです。秀英予備校の発表ですが、全国大手の学習塾の一般的な正社員比率は約20％ということで、現状はアルバイト講師が大半を占めている状態です。それに対して秀英予備校単体での約90％の正社員比率は非常に高い比率であり、又、教師の質についても年間約2000名の応募者から、採用したプロフェッショナルの教師ばかりです。

授業の質も当然高く、秀英予備校では授業前後には生徒からの質問もどんどん受けつけています。授業内容がわからないまま先に進むとしたらそれは意味がありません。そのため秀英予備校では生徒からの個々の質問にはとことん向き合って指導をします。授業以外でも、家ではあまり勉強が進まないという子供たちのために自習室を完備しています。この自習室にも必ず担当講師がいて、わからない点はすぐに質問できる体制となっています。こんなことから、授業を受けに来ることも含め、勉強するときはいつも秀英予備校に来るという習慣が多くの学生の習慣となっていて、その積み重ねが驚異的な合格実績にもつながっているといえるでしょう。

秀英予備校の評判の中でも特徴的な授業がありますそれは「DSビジョン」というニンテンドーDS向けのコンテンツ配信サービスで、秀英予備校のトップ講師による授業の動画配信が実施されているのです。

この予備校業界初の在宅学習サービスである「DSビジョン」は、現在、中学生を対象にした授業動画をインターネットで配信しており、来校できない学生に人気があります。実際の開始は2008年8月からで、「トップ高数学完成ゼミ」、「公立高校入試突破 最高レベル中３数学」、「英検3 級二次試験面接攻略」の3つの配信から始まりました。

この「DSビジョン」の授業動画の長所は、遠方からでもトップ教師による授業が受けられることで、しかも手のひらサイズで受講が可能なので大変便利ですし、繰り返し受講も可能です。又、パソコンよりもずっと簡単な操作で高速起動ですから実用的で、内容も集中力がしっかり続く15分単位の動画で編集されています。

この秀英予備校の新しい在宅学習サービスは開始以降評判で、今後このシステムはすごい勢いで伸びていきそうな感じがします。「DSビジョン」の他にもインターネット在宅学習「秀英ＢＢＳ」があり、こちらは英語、数学、国語、理科、社会の5教科で月額6300円というお値頃価格なのも人気の理由のようです。

大学受験部の評判も上々のようです。こちらのコースでもブロードバンドスクールが開催されており、ハイクォリティーで低価格だということで人気が高まっています。授業は実力派講師陣によるもので、秀英予備校BBS専用スタジオで撮影しています。普通高校生が最もわからないという英語と数学の授業でも80％以上の学生がわかりやすいとの結果となっており、テキストも入学試験を徹底分析したオリジナル教材となっています。

このブロードバンドスクールは視聴制限がなく、いってみれば授業受け放題というわけです。それでいて価格は月額5100円であり、もちろんテキスト代金や指導料も含まれています。又、資料請求や体験申込をした方なら入学金も全額免除となっています。ここまで低価格なものは他の予備校では見当たりません。

サポートの丁寧さも特徴で、ブロードバンドスクールの弱点であるモチベーションの維持に関しても、生徒各人の受講をサポートする専任のメンターと呼ばれるスタッフがつきます。ここで各人の受講状況をチェックし、定期的に電話によるコミュニケーションをとっています。大学入試に関する、AO入試、推薦入試、センター試験、二次試験などの事もじっくり相談できます。

ブロードバンドスクールで導入されているシステムは多くの大学でも使用されているもので、問題を解きながら授業を進め、終わったらチェックテストで理解度を確認するようになっており、ハンディにはならない優れた内容ですが、まずは無料体験を試してみるといいでしょう。

実際に通う方の授業料ですが、大学受験の場合は国立コースと私立コースに分かれており、国立コースなら入学金120000円で授業料は年間408000円となります。私立コースでは入学金は同じですが授業料は年間330000円となります。しかし、秀英予備校に本科生として過去に在籍していたことがある人は入学金が不要となります。又、入学金の半額免除というのもあり、それは兄弟姉妹が本科生として過去に在籍していたことがある場合で、入学説明会、個別相談会に参加した場合も同様に半額となります。その他にも高校コースに兄弟姉妹が同時に入学している場合にも授業料の3分の1が割引きとなります。

授業のコースについては、センター試験自己採点が基準となっており、例えば国立の文系の場合、英数国3科目の点数が80%以上の人は東大・京大コースという特別選抜コースが適しており、70%以上なら難関国立コースとなります。こうした選抜コースに入りたい場合は、秀英予備校で実施する選抜テストに合格しなければならず、授業料だけでは希望のクラスには入れません。

塾選びに迷っているのでしたら秀英予備校はお勧めとなるでしょう。受験対策に必要な情報や方法に関するノウハウが多数蓄積されていますし最新システムも数多く導入されています。親としては一番気になるしっかり勉強しているかという部分がよくケアされており、実績としても進学率もよく、評判も高いようです。